気付かないうちに、環境の変化や周囲からの影響を受けてものの観かたが変わってくる。
今まで古九谷には興味があっても欲しいと思ったことがなかった。

何年か前、お酒の席で、初期鍋島（古鍋）の猪口をお借りして使う機会に恵まれた。初期伊万里に通ずるものを感じ、手になじみやすく、自分のなかで高貴なものであった鍋島への印象ががらりと変わって、意外に身近なもののように思えた。
その後、古九谷の変形皿と出会い、その作行の面白さにも惹かれてゆく。

今まで教えられてきた型物の作り方とは異なり、様々なところに工夫がみられ、それが理に適ったものではないかと思える。内股に付けられた高台にも、歪み防止か？何らかの意味合いがあったのではないだろうかとも・・・

昨日からの積雪。今朝は水道も凍結して水がでなかった・・・。

屋根の上

椿と南天

岡山の明日香画廊さんでの茶碗展参加させていただきました。

22人の作品が掲載されています。

自作の斑釉塩笥茶碗
ご覧いただけましたら幸いです。

会期：2016年1月22日（金）～2月6日（土）
営業時間11:00～17:30　土・日17時迄　火曜定休
最終日15:00終了

明日香画廊
岡山市北区天神町10-8
℡　086-222-2857

年賀状を拝見しながら古陶磁の買い方にもいろんなタイプあると思った。ひたすら一つのよいものを追い求め探しゆく人。多くの出会いに歓喜できる人。予算内で愉しめる人。それぞれに楽しみ方がある。

昨年の秋景色

陶友から"狩猟民族"と呼ばれるようになってしまった。後のことなど考えず、とりあえず何でも捕獲しすぎて、気が付けば大変なことになってしまってる・・・。

トンボを捕獲した濱野さん

昨年は、全く計画性のない買い方をしてしまった。

素敵な風景

今年は反省して、考えを新たに頑張ろうと思う。

年末に干支の香合を作り、新年のごあいさつを書いてみました。

申の香合

先日、「信楽の蹲る（花入）は作ってる人は多いですけど、唐津の蹲るって作ってる人いないですよね。」って言われ「私、唐津のうずくまる作ってますよ！」と・・・ですので、ちょっと写真を撮ってみました。

唐津のうずくまる（自作）に"わびすけ"